「眠い...何でいつもこんなこと!!」
10月中旬ちょと肌寒い―\r
だけどなぜか昼間は暑い...
「順列の方程式は12.6666―」
今は数学の授業らしい―\r
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイム
テスト期間は寝るべし―そう思い家につっぱしって帰る姿は小学生の子供のようだ―\r
高3にもなってはしゃいで帰るのは少しおかしなことかもしれない―\r
そんな事をよそにタダひたすら帰って行く―\r
公園の方から―喧嘩声と何かを追いかけ回す音が聞こえてきた―\r
「なんだてめ―何?なめてんの僕らの言葉が分からないのかな〜」
「....」
「黙ってんじゃねーょ金だよ金!!さっさと金出せってんだよ!!おい!!!分かってんのか〜」
「....」
一人の男(不良学生が)キレたらしい―\r
「テテメ――!!」
「やめろー!!!」
謎の男はまだ年端 は高校生くらいである
一人の不良がその男に振れた瞬間!!
ぶぁ―!!!!
男の体が中にまった
一回転して落ちた―\r
ドスン!!!
「ぐわっ!!!いてぇ―おぼえてろ―」
たちまち人を振り払い逃げていった―\r
「大丈夫ですか」
「....」
「すみません失礼」
帰ろうとした時―\r
ゾク...大丈夫って言っている自分自身が危ないではないか―\r
汗が一筋たれる―\r
そのまま帰ろうとした瞬間―\r
「しばし待て―」
「へっ!!なっなに」
その男はおれの目の前に姿を見せた―\r
髪は黒く長髪できゃしゃなからだに似合わず―でかい杖を持っていた。
「さっきまで持ってなかったよな?」
少し気分が悪くなった...「こいつはなんなんだ...手品師...そんなはずがないだいの男をさっき吹き飛ばす力は見る限り見当たらない―」
その男の目はたちまち光り輝き始めた―\r
「うわぁぁ―めちゃクチャコエ――!!!」
俺は慌て蓋めいたが―その男の目はもとのブラウンの瞳になった―\r
「あなたを探していました―私といっしょにもう一つの世界に来てください―」
「えっ...?何でかな?」
「それは後ほどいいますので―」