みんな全力で教室に向かって走っていた。
「はぁ、はぁ・・・。やっと教室についた!」
四人が教室を覗いたとき、鬼越の姿はなかった。
「よっしゃ-!!!鬼越いねぇぜw」
「な、なっち・・・後ろ」
「ざまぁみろ!!くそ教師鬼越!はははは!!!」
みんな静かにしていたとき、千夏だけ騒いでいた。
「なっち・・・」
「てめっ!草野!!なになっちっていってんだよ!!!」
「それより・・後ろ」
「ん?」
千夏が振り返ると鬼越が睨んでいた。
「くそ教師・・・?授業に遅れているのになんですかその態度は。あなた静かにしたらどうです?」
「ぎゃぁぁ!!!でたぁぁ!」
「うるさいです。さっさと教室に入りなさい」
鬼越は千夏達を睨みながら教室にはいっていった。
鬼越は国語の先生で、かなり厳しくて嫌われている。名前は鬼越恐子という。
「こえ〜。流石鬼を越える恐さの子、だな」
一人ぶつぶついいながら相田は教室にはいっていった。
─50分後─
「さて授業は終わりですね。それでは小野さん、古水さん、草野くん、相田くんの四人はあとで職員室に来てください」
「「「「わかりました」」」」
四人はとりあえず職員室にむかった。
続