苦悩

苦悩する人  2006-10-14投稿
閲覧数[409] 良い投票[0] 悪い投票[0]

これは小説でなければ架空の話でもない。ただ、俺が困っている現実の話だ。
まず、俺について知って欲しい。俺は今高校一年生です。
実は今まで、小さな村に住んでて、ほとんど閉鎖的な空間で育ってきたため、他人の目を気にして人の前に出ることが出来なかった。
ちょっとした街に出るのすらためらっていた程だ。
そんな俺は、小さい頃からやっていた柔道を部活でやっているが、最近ではほとんど参加していない。面倒だから。
それが俺。
そして金曜日、ホームルームで担任が体育祭の応援団を決めると言った。もちろん俺はやる気はない。しかし、特定の部活のレギュラー等は特別免除され、残りの人で決める。くじ引きで。
確率は見事に37分の3から19分の3になった。こういう時は、一度でも嫌な予感がしたら的中してしまう。
その予感は当たり、どう見ても応援団というガラじゃない俺は、応援団になってしまった。
責任を持てない。俺はやりたくない。しかし、周りに迷惑もかけたくない。
不運な事に、体育祭の四日後、柔道の試合がある。
応援団である以上、部活には参加できない。柔道部員は、一人でもいないと試合にならないくらい少ない。だから辞める事も出来ない。
部員には何も言っていない。言えば俺は柔道部にいられない。
もともと悩み事などは内にためてしまう俺の心は、はち切れそうなくらいに膨らんでいる。
これ以上悩みたくない。しかし、解決策も浮かばない。ここに投稿したのは、少しでも気持ちを楽にしたかったから。
最後まで読んで頂き有り難うございました。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 苦悩する人 」さんの小説

もっと見る

その他の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ