K君が点滴で呼ばれたので、私は飲み物を買いに待合い室を離れた。
頭に包帯を巻いている人、車いすの人、点滴の途中たち歩く人で売店付近の廊下は町の歩行者天国のように人が多い。
このメインストリートには病院内というのに郵便局はあるし散髪やパーマ屋喫茶店うどん屋鰻屋まである、売店はコンビニのようで薬屋もある、本屋もある。
暇に任せていろいろのぞき、キャッシュサービスでお金をおろし、戻ってきた。K君はまだ点滴が終わっていない。患者はますます増え待合い室のソファーも満杯だ。看護師や医療関係者が忙しそう。