｢後悔するなょ....｡｣ リクがアタシ達に言った。真奈美とリクも喧嘩して別れたのを唯は思い出した。｢学。彼女ってスゲェ大事だょ。いつも当たり前にいるかもしれないけど、いなくなると心のどこかに穴が空いたような気持ちになる。｣ リクは言った。学もリクが真奈美と別れたのを知っている。学は下をむいたまま頷いた。 ｢わかってるょ。リク。俺だって唯の事大事だし、好きだし....｡｣ ｢学...｡｣ そんなふうにいわれたら怒る気がなくなるじゃない。アタシは思った。 そんな学のやさしい所をアタシは好きになった。まぁ、その日は仲直りをした。 季節が過ぎ、桜が咲くころ、真新しい制服にみをつつんだ唯がいた。そのとなりには、リク。 卒業式の日。唯は学と別れた。将来のために。 唯とリクは同じ高校に入学した。たまたま同じになっただけなんだ。 でもしらなかった。これからの高校生活がどれだけいろんな思いをするかもしらず、唯は教室に向かった。 →?へ!!!!
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