私の一番お気に入りの紙を出し、一番お気に入りのペンを持った。
気付くとそれは、全て彼女とお揃いで買った物ばかりだった。
私は彼女に手紙を書いた。
そして、封筒の真ん中に、
私の一番大切な人へ
とだけ書いた。
手紙には、彼女が死んでからのコトや、ずっと心残りだったコト、自分がやったコトで後悔しているコトを綴った。
そして最後に
あんたと出会えたコトで私は何度救われたか。
あんたが居たから気付いた大切な物があったんだよ。
と書き、封筒にシ-ルで封をした。
ペンのインクは残りわずか。
私は泣きながら微笑んでいた。
最後に…。
私は頭が悪いから大人になったら彼女のコト忘れてしまっていると思います。
だからこのコトを小説にしようと思い、ここに投稿しました。