Oracle:12:農業の街エルゲック

ガレック  2006-10-21投稿
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第6ディメット暦187年14月01日
〜???〜
『ヒュゥゥゥ〜』
女性の泣き声のような風の音と供に4人は草原にへたり込んでいた。
「な、何なんだ!」
「あたしに聞かないでよ!!」
『ギャァギャァギャァ』






「で、結局何なんだったんですか?」
「うむ、それは前回の投稿の際に紹介しておる。」
「は、はぁ……」
気になる人は前回の投稿を見てくださいw
「オーイ エルクゥ、ここ何処だぁ?」
「そういえばそうですね。何処ですか?禅煌さん?」
「おそらくカルファ山脈とエルゲックの間の街道の外れかと………」
「ほんとかぁ?」
リオン、あまり信用してないようです。
「それで合ってるんじゃない?
ほら、あの町確実にカレトルスじゃないよ。」
「………そうですね。城壁が見当たりませんし。」
「だったらさっさと行こうぜ。自分の血を見て笑う奴なんかもうゴメンだし。」
「そうね、勝手に戦闘始めちゃうし。」
「………………………グレン……………」
「ん?、禅煌、何か言ったか?」
「い、いや、何でもござらん。」
「?…そうか……」




〜農業の街 エルゲック〜

「日暮れまでに何とか到着できたな。」
「早く宿をとらないと街中で野宿ですよ。」
「そんなの絶対ゴメンだからね!!」



どうやら宿は取れたようですが、農村では夜できる事は何も無く、そのまま朝を迎える事と相成りました。








第12話『農業の街エルゲック』続

【地理事典】
【名:エルゲック】
【所属国家:ギューオレス帝国】
【人口:約7万人(近隣の農村含め)】
【主な産物:農産物、乳製品などの加工食品】
【備考:近隣の農村と共に世界最大の農業都市。世界で消費されている食品の内、60%がエルゲック周辺の農村によって賄われている。
この辺りの農村で穫れた作物は1度エルゲックに集められ、そこでグレードごとに仕分けられ、世界中に出荷される。】

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