四人は少し怒りながら教室へと戻っていた。
「まじうざくねぇ?鬼越のやつ」
「まぁ・・ねぇ。しょうがないよ」
「なんかきになったんだけど」
少し顔色を変えて大和がいう。
「どうしたの???」
「あのな、本のこといったらさ、先生の顔色が一瞬かわったんだ。それが気掛かりで」
「あ〜。たしかにかわってたよね。どうせくだらないとかおもってただけでしょ」
美樹はそれほどきにしていないように言った。
「まあ気にしなくてよくね?」
千夏はめんどくさいので軽く流す
「いっか!まあどうせ『くだらない』だもんな」
三人はプラスに考えていたが、和成だけはそう考えることができなかった。
「草野ー。草野はいるか?」
「あ、岩崎先生」
*岩崎優
優しくて頼りになる先生。唯一鬼越と仲が良い先生
「ちょっときてくれないか?」
「わ、わかりました」
そういうと草野は岩崎と一緒にどこかへ行った。
「なにがあったんだろうな?」
「まあどうでもいいじゃん?」
「そうだな」
続