安いバイク其の五

深川四郎  2006-10-22投稿
閲覧数[438] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ん?ここはどこだ?白い天井、蛍光灯、窓、ベッド、点滴、、、「病院か…。」僕はどうやら気絶していたらしい。「気がついたんだな!」仲間が寄ってくる。どうやらあの後にここまでバイクで運んでくれたらしい。そして僕は三日間気絶していたという。僕のバイクはあとで仲間が軽トラで僕の家まで運んでくれたらしい。僕は、眠くなりうとうとしてきた…………‥‥……………………………。やがてきれいな女が見える。女はフルフェイスをかぶった男と何やら話している。何か言い合っているようだ。内容は別れ話のようだ。そしてフルフェイスの男はフルフェイスをとった。ん‥‥‥?あの顔どこかで見たような気がするな。誰だ??しかも、あのバイク俺と同じバイクじゃないか??そして、男は姿を消してしまった。すると女がこっちを見た。そして、何か訴えている「彼に………会いたい」「彼にもう一度会いたい」女は大粒の涙を一滴二滴とこぼしてゆく。僕は目を覚ました。なんか寝てる場合じゃない気がしてきたのだ。仲間に電話をかけた。「どーした?」僕は「軽トラで至急病院まで来てくれ!」「よくわからんけど行くよ!」僕は花瓶の花に目をやった後、病室を後にした……。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 深川四郎 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]
〇beauty hand〇
海外セレブに人気


▲ページトップ