ディフェンド? ”用無し” 54

 2006-10-23投稿
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 「反撃・・・か」
 秀は呟いた。
 「俺たちも行くぞ!」
 「うん。分かってる」
 秀とまどかは身構えた。すると、藻の頭上に巨大な岩が現れた。
 「はぁっ!!」
 藻はその岩を2人のほうに勢いよく飛ばした。すると、まどかがその岩の前にに両手を突き出した。
 「任せて」 
 まどかがそぅ言うと、いきなり岩が真下に落ちた。重力を操るまどかにはさっきの事は容易いことだ。それを見て藻は驚いているようだった。
 「まどかナイス」
 秀は呟いた。秀は一瞬で藻の目の前へ来た。
 「!」
 
 どかっ・・・
 
 「うっ・・・」
 藻はその場に倒れこんだ。秀の拳が藻の腹に入ったのだ。
 「藻先生には、用が無いんです」
 秀は倒れた藻を見て言った。
 「俺達は、龍華さんと戦いたいんですよ」
 「そぅそぅ。だから、少し休んでてくださいね」
 まどかはニコッと笑って言った。藻は薄っすらと目を開けていたが、その言葉を聞いて気を失った。
 「さて、龍華さん・・・」
 龍華はハッとして秀とまどかの方を見る。
 「準備はいいですか?」
 「!」
 龍華は振り向いた。そこには秀が操る竜の姿があった
 
 ドカ―――ンッ

 竜は龍華のいる場所に突撃した。その場所には煙が舞った。
 

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