私は…今好きな人が居る。その人の名前は祐樹。でも最初の頃は楽しくしていた会話も意識しはじめてからは全く出来なくなった。由子に相談してみた。そしたら『あたしが祐樹に好きな人居るか聞いてあげるよ！』って言ってくれて…私は素直にお願いした。でも…次の授業の時間。由子が言った。『祐樹が…お前が知りたいのか？って聞いてきたから違う。友達だよって言ったの。そしたらね「じゃ〜お前とよくツルンデル祐奈だろ？」って言って来た。否定したけど…祐樹がそう思い込んでる』そう言った。私は一瞬目の前が暗くなった。バレた？…掃除の時間に祐樹と同じクラスの男子が『お前って祐樹の事好きなんだろ？』って冷やかしてきた。もう嫌だった。その時…もう恋なんてしたくない。そう思った。ズット好きだった相手にバレた。それを祐樹はいろんな男子にバラした。正直に悔しかった。もしかしたら由子が私が好きってハッキリ言ったのかな。って思った。私はその日一日…由子を無視した…何度も謝ってくる由子。ズット無視してた。悔しかった。由子が『比呂に好きな人居るか聞いて！』って言うからわたしは正直に聞いたのに。何で私の時だけ？そう思ったら涙が出そうになった。…やっぱりあたしには…『恋』する事なんて向いてないのかな？そう思うと…やっぱり悔しくて…辛くて…涙が出そうになった。
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