岩崎についていった和成は、音楽室に来ていた。
「あの・・・先生?なんのようですか???」
「ちょっとお前な、歌の練習してもらいたいんだ」
「なんでですか???」
「歌詞覚えきれてないからな。そっちいって歌っててな」
「は、はぁ・・・」
岩崎のいうとおりに隅っこで歌をうたっていた。 岩崎は何かをとりにいったらしい。
ふと視線を動かすと噂の扉があった。和成は気になって近くに寄り、じっと見つめた。
「その扉が気になるのですか?」
「ぎゃぁぁ!!!!」
いきなり鬼越が後ろからいってきたのでしりもちをつく。
「気になるのですか・・?」
鬼越は問い続ける。
「す、少しは気になります・・・。」
「そうですか。ならみてみましょうか」
「え・・・?」
鬼越は和成を無理矢理押して扉の前に連れて行った。
ガチャ・・・・
鬼越は和成がちゃんと見えるようにして扉を開けた。そこは暗く、なにやらうめき声が聞こえた。
「ほら・・・見れてよかったでしょう?」
「あ・・・あぁ・・・・ だめだ。もう僕は・・・僕は・・・・・」
「ドウシタンデスカ・・・??」
鬼越の方をみると鬼越はよくわからない『物体』になっていた
続