一平は眠気に襲われた‐―――――
気持ちがいい 何処だろう‐浮遊している感じだ‐
(何だろう〜別の世界に行ってしまった気がする ココは?)
一平は目を開けた‐
黒の世界?
(何にも見えねぇ)
音がする 人の足音が‐
ザッザッザッザッ―\r
音がする方に足をはこぶ 一平‐
ヨク キタナ ニンゲンノ ショウネンヨ‐
黒いガウンをまとい 顔が全く見えない‐
不気味な笑みを浮かべるその男は‐
天使というより‐
まるっきり悪魔であった―\r
ヘルベテユ「 チカラガ ホシイト イッタナ ショウネン イヤ ショウネンハ イケナカッタ カ タヤマ イッペイ ドノ―」
少し 一平は考え‐真剣に喋る―\r
一平「さっきも言ったと思うけど 俺は本気だから ヘルブテユさん!!」
ヘルベテユ「ヘルブテユ ジャナイ ヘルベテユダ‐!!」
ヘルベテユと言うその男は 少し気を悪くしたらしい―\r
一平「すっすみませんヘルパテユさん!!」
ヘルベテユ「ツギ マチガッタラ ジゴクノ カエンデヤク 」
一平「....」
その時男は何かを唱え始めた‐
ヘルベテユ「オマエニハ シュギョウ ガ シツヨウダ!!
イマカラ オマエジシンノ ノウリョクヲ タメス‐」
そう言うと‐
一平の周りに 色 とりどりの 球 が 回り始めた‐―\r
ブゥゥゥウウウ―‐‐―――!!! 一平はビビったらしく‐つい声を上げる―\r
一平「わぁ!!!」
ヘルベテユが一平に 指を向け‐
ヘルベテユ「ソノ オマエノ マワリニトンデイル タマニ イマ オマエノ キモチヲ ツタエロ‐」
ヘルベテユは一平に‐
ヘルベテユ「ドウスル ホントウニ イインダナ‐?」
一平「信じる...それしか俺には出来ない...俺..ある奴と....約束したからさ..死ぬ訳には いかねぇさ‐」
コノ コゾウノ タマシイハ― クスンデイルドコロカ
ヒカリ カガヤイテヤガル‐ヘルベテユは高らかに 手を揚げ‐
再び呪文を唱え始めた―\r
続く―\r
紹介は次回にします すみません‐