for you〜最後のlove STORY〜

ななか  2006-10-24投稿
閲覧数[420] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あなたが言ってくれた始まりのコトバ。
貴方は、覚えてる?
『今、一番大切なのは君だ。だからそばにいてくれ。』
私は居場所を見つけられた。
そこにいて良いというコトバ。
何より、私に安らぎを与えてくれた…。
でも―――\r

私は貴方の一番じゃない…。

『特別』
だけど。私は…二番。
でも、一番にしてほしくない。
貴方にあの人を忘れてほしくない。
だけど、一番になりたい…。
矛盾した想いを抱えたまま、私は貴方の腕の中…。

苦しくて、泣き明かした夜。
辛くて、悲しくて…貴方を困らせた日々。
でもそんな時…
何時も、あの人の言葉を思い出す。
『本気の恋だから辛い。泣いた分だけ、貴女は笑えるよ。彼をよろしくね。』

あの人が、私達を見守ってくれている。
だから…
今度は私が貴方を守る。
あの人の分まで…守ってみせる。

一番がほしいケド、二番で良い。
私は貴方と同じだけ、あの人も大好きだから。

これから…長い人生をともにする貴方へ。

『愛してます。』



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ななか 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ