(ここは何処だ…。) さっきまで体を動かしていた自分は、目を醒ました。目を開けているか解らなくなるくらいの暗闇の中にいた。辺りを見廻すが何もない。何も見えない。寝ぼけた頭をかき、記憶を洗う。そしてハッと気付く。そうだ。アイツは何処に行った。そう思った瞬間、その暗闇に眩しすぎるほどの光が目の前から差し込んでくる。思わず目を手で覆う。すると、アイツが歩いてきた。 「ハッ。やっとお目覚めか。」
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