夜空に誓う?

ゼロ  2006-10-24投稿
閲覧数[339] 良い投票[0] 悪い投票[0]

彼女の車に乗り込み、とりあえず出発。俺は、緊張しっぱなしで、何をしゃべっているのかも理解できず。彼女は笑いながら、車を走らせる。そして、目的地へ…
お互いにシャワーを浴び、ベッドに入る。俺は心臓バクバクで、何をしていいかもわからず、ただこの行為に身をまかせる。
事が終わると俺達は語り始める。始めはたわいもない話。話は確信へと近づく。彼女が、なぜこのように見知らぬ男性と体を交わらせるのか。彼女は結婚六年で、子供は三人。旦那は家庭を省みず、金を使い、暴力を振るうと言う。なんか、ドラマのような話だと思いながら、彼女の顔を見る。笑いながら話す彼女だが、その目が嘘じゃないんだと語る。俺は、何を言っていいのかもわからず、ただ大変なんだね。としか言えず。彼女は笑いながら、でしょだって。その日は、それまで。俺は初体験を終えた事よりも、彼女の笑いながら、影を落とす顔が頭から離れなかった。

それからは、彼女も主婦としても忙しく、俺も学校があり、なかなかあえなかった。メールで繋がる日々。そして、また会える日がやってくる。やっぱり、可愛い。子供三人もいるなんて思えない。前と同じ道を通り、同じ場所へと行き着く。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ゼロ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ