Shake

悟華  2005-12-31投稿
閲覧数[416] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ありえない

「あら、この子…前にお会いしたことがあるわ。」
家庭教師の藍子さんは、ステンレス製の本棚の空きスペースに目を留め、そこに飾ってある集合写真の右端を指指しながら言った。
「…ぇ。何処で…」
まさか

「夏祭りの時にね。一緒に遊びませんかって言われたの。」

先生は中学生の私に気を使ってか、直接な発言こそしなかったが、中2にもなって。ましてやあんなのと一緒に居れば、意味くらい当然のように解る。
先生、ご迷惑おかけしました。あの、あの

「馬鹿ノブっ!」

ゲシッゲシッゲシッゲシッ

「けーだーもーのーがぁーっ」



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 悟華 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
手軽に楽しむ贅沢
WHITE DIAMONDS


▲ページトップ