蝶のように舞う

澪雨  2006-10-26投稿
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笑っていたあの頃が夢のようだ。
私達の夢はもろく蝶のように舞う人達に、壊されたのだ。

私は、谷丸 神楽。女の子っぽくない名前だ。まぁ、それなりに気に入っている。なぜなら、君が好きな名前だから…

「…つまらない。」

いつもこの言葉から始まる。一日が…
「神楽。幸せ掴めなくなるぞ?‥なぁ?」
そう言って、私の頭を撫でたのは、大谷隆。こいつは、今の私には、全くどうでも良い奴‥。
どうしても、幸せを逃さないようにしたいらしい…
関係無い。私には関係無い。

「じゃあ、リュウさん。何でつまらないと、幸せ掴めなくなる?」

そう私が問い掛けると、笑ってこう言った。

「つまらないと、何も無いからだよ。まぁ、結局…僕も分からないケド。ヘヘ^^」
少し可愛い所もある。だから、こいつはモテるらしい。以外と…



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