新選組〜回想編終章〜

豊玉  2006-10-27投稿
閲覧数[707] 良い投票[0] 悪い投票[0]

その後「壬生浪士組」は正式に「新選組」になった。
芹沢鴨の死は長州浪士による暗殺と言う事にした。
「頓所が急に広くなった気がしますよ土方さん」
「それだけあの人の存在は大きかったんだろうね沖田君。実際新選組は彼に色々助けてもらっているんだ、少しは感謝しないとね。」
「………近藤さん、総司、山南さん、俺は決めたぜ…」
「どうしたトシ?」
「今後俺は新選組の為にこの身を汚してやる。どんな事でも俺がやってやる。そして近藤さん、あんたを必ず頂点に持って行ってやる。これが鴨の為に俺が出来る唯一の事だと思う。」
「トシ……わかった、俺は必ず頂点に立つ。後の事はお前に任せる!」
「土方さん、僕を忘れないで下さい。僕は、じゃあ土方さんの為に働きますよ、任せて下さいね」

……この時俺達はこれさき何が起こるか全く想像出来なかった。
そして俺達は時代のうねりに飲み込まれて行った……

新選組第一章〜回想編〜完

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 豊玉 」さんの小説

もっと見る

アドベンチャーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ