同じ頃東の平原で大きな石の上には1人の老人が座っていた。
「!!・・・ついに世界が変わってしもうたか。行くぞレイ!!」
老人の足元には人間よりも大きい白い狼のような動物が寝転がっていた。
「ああ、早く見つけなければ。もう近い・・セイントの力を感じる。急ごうシュライ」
レイは背にシュライを乗せると平原を走り去った。
平原から更に東にある小さな島「トポロジ」。平原から1週間かけシュライはレイの背に乗りトポロジへと到着した。
「確かにこの島から感じる光を・・」
「ああ、それは確かだ。俺もセイントの力を感じる」
「見つけなければ・・」
「町へ行こう。シュライ俺は目立つからしまってくれ」
「分かった」
シュライの首にかけている白いネックレスが光りレイはネックレスの中に吸い込まれた。
シュライはネックレスを1回握りしめると、急ぎ足で町へと向かった。