私は神田リヨ18歳。私の彼氏は学生を中心に人気を集めているアイドルグループの一人が彼、矢沢真である。あと一週間でクリスマス。たぶん一緒に過ごせない。はぁ……
「くりすます…」
私は自販機の前で思わずつぶやいた。「華の10代最後だよぉ〜」クリスマス用にデザインされた缶コーヒーを鼻に当てまたつぶやく。その時後ろから突然何かがおおいかぶさったようなカンジがした。後ろから真が抱きついてきていた。「真!?」「りーょ♪♪おはよ☆」真はそう言ってすぐ私の唇を奪った。「ん…ちょっ」真の唇を離した瞬間彼の綺麗な顔が目に入って来た。「だって俺今日３時起きなわけぇ。だからもうクタクタ〜。だから、リヨと深いチュウとかしたい。」『とか』ってなんだよ…まぁそんなコトを真剣な顔して言うから思わず「は…はぁ…。」と言うしか他ナイ。そして使ってナイスタジオに入り込んで暗い中２人舌を絡ませあうキスをする。…て違う。「…待って!!」私は小声で言った。せっかくの良い雰囲気を壊したので真ゎ少しムッとして言った「無理」「のぉー!!!!NO!!待った待った!!」「なにぃ？」真は渋々聞く耳を立てた。「…クリスマス」「え？」「クリスマス！」「ウン。クリスチャン？」「いやいや…過ごせないよねぇ…」真は私の手をとって自分の頬につけた。うつむいて「ごめん。」と一言言った。おもわず私はきゅーんとなってしまった。「あ、ウンごめん！全然大丈夫！」真は私の顔を切なそうに見つめて優しくキスをした。「俺クリスマスライブあるんだ。リヨ来てよ！チケットとったから☆」「はぁ!?真が!?」「ん？まぁいろいろ仕組んで…はは！今日はこれを渡したくて来た！じゃあね！」ぎゅっと抱き締めて真はどっか行った。
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