ポリスキラー 第6話

千葉犬  2006-11-01投稿
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「バーン!!」
分譲地に銃声が鳴り響く。
そして阿部は倒れた。






一週間前9月3日、この日警察庁のデータベースに何者かが侵入し、首都圏を中心とする警察官の二万人分の個人情報が流出する事件が発生した。もちろん警察の一大事である。それに警察を狙った犯行ということなので当然公表すれば警察の面子は丸潰れになる。なのでこの事件の事実は警視庁捜査一課と警察上層部以外は知るよしもなかった。





少女「やった〜♪殺した!!よし。これでノルマは果たしたわ!ボスからお金がザックザク!!」
阿部を撃った少女は、はしゃいでいる。人を殺す事に全く抵抗が無いらしい。
少女「いくら貰えるのかな?まぁ最低200万は欲しいケド、殺した数が一人じゃな〜」
阿部「誰が死んだって?」
阿部は立上がり少女を殴った。女だろうがお構いなしに。そして銃を取り上げよう少女の手を掴んだ。
少女「わ〜!!生き帰った。すごいねゾンビオッサン♪」
阿部「防弾チョッキのおかげで助かったぜ…ちなみに俺はまだオッサンじゃない25だ。」 そう言うと阿部は力任せに銃を取り上げ銃を少女へと向けた。
阿部「お前を殺人未遂と銃刀法違反の現行犯で逮捕する。」

少女「やなこった♪」

阿部「ふざけるな!強がったって無駄だ!こっちには銃があるんだ。」
少女「でも銃が消えれば意味はないよ〜」

阿部「何?」

次の瞬間少女は回し蹴りで銃を弾き飛ばした。阿部はあまりの速さに体が付いていかず引金を引く事も出来なかった。その直後少女は右ストレートを打って来たが、かわした。そしてこんどは阿部は延ばして来た腕と服の襟を掴み背負い投げを喰らわした。しかし少女は空中で一回転し、効果はなかった。
(こいつ…化物か!?普通の人間の動きじゃないぞ。しかも女なのに…)

少女「頑張るねぇオッサン。でも、もう終わりだよ。」
少女はまた銃を取り出したがそれは普通の銃ではなかった。

阿部「マグナム!」

「ドォォォン!!!」





説明 マグナムとは大量の火薬を詰め込んだ弾丸及びその弾丸を使用する大型の拳銃の事を言います。威力は一般的なハンドガンより破壊力は上で防弾チョッキを貫通するものもあります。しかし衝撃が強過ぎる為に手の骨に異常を起こす事があります。

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