もっと声が聞きたくて5

里咲 愛理  2006-11-04投稿
閲覧数[477] 良い投票[0] 悪い投票[0]

二発、三発と男の身体に銃弾を叩き込んでいった。男の身体は何度も身体を痙攣させながら、冷たい床に叩き付けられた。男は激しく身体を震わせながら。「瀬尾、お前は騙されている。O国は既に現政権と若いの交渉に入っている。真田晃と言う男は!」男は最後の力を振り絞って話をしたが最後まで話し終えなかったのだろう。「真田晃は・・・」という言葉で息絶えた。菜々美は男の言葉を真面目に聞いている時間はなかった。すぐさま、ポイントG-19に向かわなければ。国家公安委員会の捜査員は一人では無い、他の捜査員のいる可能性は高い。菜々美は急いで自分の車に駈けよって、ドアを開けたが刹那、銃弾が何発も飛んで来て菜々美の車にめり込んだ。菜々美は急いで車に乗り込み、キィを差し込み、サイドブレーキをはずして車を急発進させた。複数の捜査員が銃を打っているのだろう。銃弾が車に大雨のように打ち込まれて来る。警察官仕様に改造されていない車なら、とうの昔に大破しているだろう。出口に出かかる時に菜々美はこぶし大位のドアを開け、パイナップルを取り出し栓を抜くと駐車場に向かって投げ付けた。改造したパイナップルは通常の手榴弾より小型だか、威力は通常の手榴弾より激しい。菜々美はパイナップルを投げ付けた後、菜々美の住んでいたマンションの全てを破壊するつもりだった。菜々美は車を第三京浜に向けて走り始めた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 里咲 愛理 」さんの小説

もっと見る

ミステリの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ