―海?誰だそれは―\r
「殺されたんだよ。殺人鬼にな。」
海と牙竜は親友だった。
ある日町に「本を買いに行ってくるよ。」
と行ってからいなくなった・・・
「海は・・殺されたんだよ・・・」
鋭利なナイフで胸を刺され即死らしかった。
―その殺人鬼は?
蘇生者が問う。
「捕まってないよ。」
必死に牙竜は涙を流すのをこらえている。
―そいつを殺したいか・・・?
「!!」
牙竜は驚いて蘇生者を見る。
さっきまで黒色だった瞳が金色に光っている。
―どうだ?私だったら殺人鬼を殺せる程の
力を持っているぞ?
蘇生者は不敵な笑みを浮かばせている。
「俺は・・・・」
続