?突然の嵐 遠く行きすぎて帰れなくなってしまった 泣いてる私を一生懸命励ましてくれた 今思うと嫌いとは裏腹に『大丈夫だよ』とやさしく笑って見せるしぐさに心奪われていたのかも パニックになって彼の名前呼び続けてもあなたは必死で雨宿りの場所 ずぶぬれになって探してた 辺りが暗くなって 歩いて来た道も雨や木の枝でわからない お腹もすいて今にも倒れそう 雨に打たれ冷えてきた体を 大きなあなたの体が盾になってくれて山小屋までたどりつけた 『必ず彼に合わせるから 大丈夫だから』その言葉に何度救われたのか ポケットから差し出してくれた3個のアメ玉 なんとか空腹をまぬがれた 煙草の火かライターの少しの火で寒さもしのげた