師匠

まい  2006-11-05投稿
閲覧数[437] 良い投票[0] 悪い投票[0]

タイトルなし匿名希望《悩み相談乗ります。メール下さい。》私はメールを入れた。《どんな悩みでも?16歳まゆ》匿名希望《どんな悩みでも聞くよ!》まゆ《直アド教えるね,○X△□@☆Θ◇◎…》匿名希望《俺はタカシ19歳,それでまゆはどんな悩みを抱え込んでるのさ?》まゆ《…実は,…いじめられてるんだけど,……。》タカシ《いじめか,しっかり聞くから話せる所からでいいから話してくれるかな?》…これがまゆとタカシの出会いだった。はじめにまゆは小学校3年生から中学校,高校に入ってもいじめを受け,友達と呼べる友達もいなく,親にも相談できず苦しみ続けてきた事を伝えた。タカシはまゆの4通にもわたる長いメールに目を通していた。まゆ《それで自殺しようか…とか殺してやろう…とか,生きていく自身がなくて……でも死にきれなくて…ふと気付いたらカミソリで腕を切り刻んで,気持ちを抑えて安心してるんだよね…こんなのいけないってわかってるけど,胸が痛くて,苦しくて,誰も助けてくれなくて…生きてる意味がないんじゃないのかなって…。》まゆは泣きながら送信した。それからタカシは30分くらい時間をかけ,言葉を選びながらメールを打った。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 まい 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ