『夢の国』? むしゃくしゃしたあの日 家を飛び出し向かう先はどこでもよかった あの人信じて一緒になってこの先の未来予想図立ててたのに この世でひとりぼっちになった気分 夜の街 ポケットの小銭しかないのに走れる所まで走った 街はネオンの元カップルや若者で盛り上がっていた 馴々しく声をかけてくる黒服 抱き締め合う男と女 仲間の肩をかりて足元ふらつかせてる酔っ払い まるで鳥かごから抜け出したような私 みんな寂しがりやだから人の集まる場所に出会いを求めに来るのだろう 今日私はその中の一人 帰らないつもり