「行ってきます。」 そう言って、朱空(シュラ)は 家を出て行った。 これが、最後の会話だったのかもしれない・・・。母親との会話は、一瞬にして 終わった。 「ドン!」 誰かとぶつかった。 その瞬間、持っていた本を落としてしまった。 「すみませんでした。大丈夫ですか??」 朱空は、とっさに謝っていた。 本当は、相手がぶつかってきたのに・・・
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