辰巳はポケットから護符と護札を取りだし静かに静めた.....
ポチャン....
ありがとう.....
二人は今までにないくらいの笑みを見せると辰巳を見るや...
海の世界に沈んで行った.....
俺は辰巳はしばらく海を見つめていた....
橘さん大丈夫かな??
時空が歪む...
うわぁぁぁ‐―\r
ピヨピヨピヨ―\r
鳥のウルサい泣き声....
ザァァァ―‐
川の流れる音
あ...れぃ...ここは....
辰巳は山道の脇道のベンチに転がっていた....
頭を押さえ周りを見渡す...た....橘さん...!!
俺は急いで橘を起こすと...
さっきあった真実を話した...
そうなんだ...あの女(ひと)カップルだった人いたんだ.....複雑....
そうゆうことなんだ...だから..今日は帰った方がいいよ....
疲れた表情で話す辰巳....
うん....じゃね...
おう...学校でな!!
橘は下り道を走ろうかしたが振向くと少し笑っていろいろありがとうね じゃ また‐―\r
彼女は下り道を降りて行った....
最後見えなくなるまで..彼女をみていた....
俺は家に帰り...誰にもそんなことは話さなかった...
ある晴れた日...
俺は..海に来ていた...
その日は休みなので橘さんも連れてっていった...
あの日見たあの海に似ている所が不思議とあった....
銀紙につつんだ線香と塩を置き....
手をあわせた...
辰巳くん...何だったのかな??
分からない..俺も 何がなんだか...あんなにビビったのに...少し拍子抜けだな...
そんなことゆうとでてくるよ...
じょ..冗談だよ...
二人は少し笑い...
快晴の海の空を見上げると‐
あれぃ..あれ!!
ああ!!
雲が一つもなあい空なのに...
雲が二つ踊っているように...見えた
何処までも続く海を見―\r
辰巳と橘は永遠を 感じた―\r
―終わり―