白い森 4

福島 本康  2006-11-07投稿
閲覧数[412] 良い投票[0] 悪い投票[0]

夏休みは、高橋と遊んだ。

昆虫採集。キャンプ。海水浴で、溺れかけた子供を助けた事もあった。一番の楽しみは、近くを流れる川での釣り。
釣りをしている二人には、笑いが絶えなかった。

『いいなぁ…』
二人を見つけたのは、学級委員長の遠藤 美紀。受験勉強のため、夏休みも学校へ通う。
「何してんだろうね?」
一緒に歩いていた猪狩が、遠藤 美紀に話しかけた。
「あの二人は 頭が良いから…」うらやましげに言う。
「遠藤さんも負けて無いでしょ」猪狩は本心で言っていた。

遠藤 美紀は、淳一の事が気に掛かっていた。

桜の木は 太さを増す

つづく

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 福島 本康 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]
ラメライナーで激カワeye
話題の涙袋効果も


▲ページトップ