水曜日の正午、ひとり布団のなかでうつらうつらとしていた。具合が悪いわけではなく、いいわけでもない。ただ外に出るには、少しだるい。テレビもつまらないし、音楽を聴く気分でも…。 ひとり部屋のなかで夢現つ、ぼんやりしていると、どこからともなく声が聞こえた。 おーい、君、遅刻するよ! 誰だ?今家には一人のはず。空耳だろうと、無視をした。 おい、君、早く起きないかね! うっとおしいように目を開くと…
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