私の初恋…みんなと同じようにいい思い出になるはずだった初めての恋。 恋をしたコトもない、話題にあがるコトもない地味な私、なぜあの時、彼ゎ宝物を探しだしたかのような満面の笑みで私に声をかけたのだろう… 中学二年の春、クラス替えでまた、私ゎクラスのなかでも地味なグループに入っていた。 私ゎその時も服装ゎかわいくもなければ、色もおばさんくさい服を着ていた… その時、私に何気なく声をかけてきてくれたのは、彼、義隆だった。 あの時、話した言葉ゎ『よろしく』この言葉たった一言だったが、私ゎとても嬉しかった。 それゎ男の人から声をかけられたという嬉しさでゎなく、こんな何も特徴もない私をみつけてくれたコトが嬉しかったんだ。