茜と愛美は汽車に乗り、席が空いていたのでそこに座った。2人ずつ向き合って座る席に座ったので、2人の横はそれぞれ空いていた。すると急いで乗ってきた大輝と友達が『ここィィ?』と横に座った。茜はにゃヶた。
中塚高校へは眞澄高校の1つ手前の駅で降りることになる。茜が汽車を降りるまで2人は別にカップルっぽい話をしたワケではなぃケド、茜は嬉しかった。
『それぢゃぁね♪』茜は言った。
『ぉぅ。お互い頑張るベ』大輝は言った。
茜と愛美は汽車を降りて中塚高校に向かった。
茜はC組、愛美はD組だ。
2人は学校に着いた。体験入学で一度来たことがぁるので、感動はぁまりしなかったが『ここが自分達の高校なんだ』と思うと嬉しくなった。
2人はそれぞれ教室に入った。茜は知らない人だらけの部屋に緊張感を感じながら席に座った。チャイムが鳴るのは30分。今は27分。ちょうどィィ時間だ。茜は教室中を見渡して知ってる人がいなぃか確かめた。誰もいない。ふと、奥井のことを思い出した。『そぅぃぇば、クラスどこなんだろぅ…』チャイムが鳴った。−−−C組ではなぃらしぃ。なぜか、すごく気になった。奥井のクラスが…
朝のホームルームを終え、始業式のために体育館へ向かう。教室を出ると左右を見た。茜は心の中で『奥井…奥井…』と。奥井を探していたのだ。でも見当たらなぃ。奥井を探している自分を不思議には思わなかったが、これがどぅぃぅ前ぶりなのか、茜は後で自覚するのだった…