あまりに可愛らしい答えに呆然としていると、マコが唇をとがらした。 「バカバカしぃ〜とか思ってるんでしょ。どぉせバカですよ〜だ。」 すねるマコにまた軽くキスをして、頭をなでる。 「また新しいの買ってやるよ。次は結婚記念かな。」 真っ赤になって絶句するマコの手をひいて歩く帰り道。 優しい月を見上げて、 この手は一生離さない と誓った――。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用