さようなら
君からの言葉は予感していた
胸に鈍い痛みが走る
君は寂しくないようにと言って笑って言うけど
どんな形でも別れは辛い
寂しくなる?
どうしてそんなことを聞くのか
じゃあ
寂しくなるよ
そう言えば
君は満足なのか
君は戻るのか
それは違う
君は君なりに決めたことなんだろう
君の決めたことを否定はしない
これが僕なりの最後の愛情だ
本当は寂しい
本当はもっと君に隣で笑っていて欲しい
僕は今まで君にわがままを押しつけてきた
最後くらいは君のわがままを聞いてあげるよ
だから
明日言うんだ
涙は流さないように
寂しくなんかないよ
そう
笑って嘘をつこう