君が幻影となった日、月は燃えゆる太陽をよそにひっそりと陰をおびてきました。 僕はその陰が彼女を覆う全てに思えました。 もう彼女を責めたりはしません。 僕は確かに君が大好きだったんです。 彼女を愛する事を辞めたのではないんです。 僕は嘘をつきました。 お願いです。 出てきて下さい。 君を覆う陰は全て僕だったから。
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