レジェンド・オブ・テラ ?

 2006-11-12投稿
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ビザンティア共和国はユラシス大陸の上に突き出た半島、アナトルとその西にほぼ同じ大きさで伸びる島、ウィトルを中心とする、『テラ』の総人口の二割を占め、長く世界一、二の大国と言われて久しい。
またアナトル半島の付け根から「つ」の湾曲の上半部を占める、これまた大国のエラミカ王国とは体制は違えど古くからの鋼の同盟で結ばれ、事実上一つの国と言ってもいい状態である。
長く共和制を取ってきたが、この50年間、ビザンティア民主共和党、通称民共党による長期政権が続き、その腐敗政治により財政は悪化、国内には失業者が溢れかえり、国民は不満を募らせていた。
そんな頃、それまでの指導者よりは多少は意欲的な大統領、エデローラムが就任した。エデローラム政権はその財政大臣に、首都ビザンティスに本社を置く重工業社、「モランノン」を率いていたジャスタリスを起用。彼は20才でジャスタリスに入り、何と僅か6年で社長に起用され、さらにモランノンを無名の一企業からビザンティア一の重工業社に、これまた僅か数年で成長させた業績が買われたのだ。これは彼自身の才能に加え、彼と軍との極秘のコネクションが成した事だとは大統領も知らぬ事だったが…

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