忍?

ユータ  2006-11-13投稿
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「……あぁ!!眠れねぇ!」
…あれから…あれからずっと?俺をナジリやがって!耐えられなくなって、俺は自分の部屋に来た。
おじちゃんの二階に俺の部屋がある。
何にもない質素な部屋だけど、人、一人分の窓から見える森の景色は俺の好きな景色だ。
「…くそっ…寝られねぇ!」
俺は窓の外を見た。
「……そうか!!俺って頭いい!」
俺は窓から空を跳んだ。
後ろからおじちゃんの笑い声と、食器の音がする。
「見てろ…俺が1番ってところを見せてやる」
俺は森に駆け込んで行った。

「…さて…地味に捜すのもらちがあかねぇ…」
俺は印を結んで胸の前に突き出した。
「散!!」
気配を辺りに撒き散らす。こ〜するとやつの場所を的確に探せるからな。
早速捕まえた!この距離なら…
「?分…いや…30秒だ」俺は一気に枝を蹴った。
風のように間を駆け抜け、奴を見つけた。
低いうめき声と鋭く獰猛な牙。全身のバネから放たれる脚力は目を見張る。
野犬…俺の里ではそ〜呼んでいた。
「見つけたぜ犬っころ」
ビシッと人差し指で犬をさす。
「グルルゥ…」
鋭い眼光が俺を見てきた。「やったろうじゃん…お前を倒して俺が1番だ!!」

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