ユピテル
朱 2006-11-14投稿
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君も私も疲れた体を横たえて
真っ黒な滲みは滲む感覚になる
似た二人だからこそ
一緒に居たいと思うのに
似ていたからこそ難しくなる
一の肌の体温も
こんなにグロテスクな性器でさえも
君以外は受け付ける気はない
痩せて浮き出た骨は
何かで削られてしまったようで
この距離は遠く
こんなにも似た形なのに
一つになる事は許されないのだね
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感想
- 5427: 君と僕 同じ部屋でいっしょに寝ているというのに随分長い距離だ バグダッドとニューヨーク以上のデスタンス 海を越えて 三千光年を超えて 僕がどこにいても 君はここにいる 僕が何をしていても 君は無言でささやく アメリカの人工衛星で探しても 靖国の英霊に頼んでも 君の心は見つからない と 言えるまでの 切なさでないと 亡いと 泣いと NIGHT
- 5426: ♪さらば 昨日の口づけよ もうそれはそれとして 燃え上がる胸 そばで ささやく恋人の もうそれはそれとして 盛り上がる胸 裸のあなたを もっともっと知らないと ならば何をすればいいかと もうそれはそれとして 沸き上がる夢 あなたを想うと どれほど苦しいと 言えるまでの 愛じゃないと ないと あなたがいないと 死ぬほどさびしいと 言えるまでの 愛じゃないと ないと ないと (by 奥田民生)
「 朱 」さんの小説