俺の弟は車に引かれそうだった俺を助けて死んでしまった。 全て俺のせいで死んでしまった。 だからそれを理由にして俺は野球を辞めて、学校も休みがちになって、つまんない人生を送っていた。俺はただ誰かから心配して欲しかっただけだったのかもしれない。そんな俺に俺の親友が家に訪ねにきて俺に言った。
「おい!!あんまり甘えてんじゃねえぞ!!こんなんじゃ死んでいった弟が死んでもしにきれねぇぞ!!」
俺はこんな俺に親友が心配してるとはおもってもいなかった。そして思った、俺がぐずぐずしてたら弟も心配してるよな。俺は心の中で弟に言った。「ごめんな!!心配かけて。」俺は友人に「ありがとう。おかげで目が覚めたよ」と言った。そして、その日から、俺は弟が実現できなかったプロ野球選手になろうと思ったんだ。
〜6年後〜
俺はマリーンスタジアムのマウンドに立っていた。