とつぜんツキ達に、
『迎えに来た』という男。ツキは意味不明な男に、言った。
『何で、オレの名前知ってンの?町の長が何でこんなとこにいるんだ…って、どうでもいいけど、オレいそいでるんだ。じゃ。』
ツキはあっさりと、そのシゲやら言う男をかわそうとした。
『サーカスでみたぜ。あれが原因で売られるハメになったんだろ?』
ツキもチィもびっくりした。
この人にも見えてたのか!!……でも何で詳しいことしってるんだ?やっぱり怪しい…ていうかむしろストーカー?!
ツキは一気に顔色が悪くなった。
『お、おい。顔色悪いぞ?大丈夫か?』
ていうか、お前のせいだろ。ツキは心の奥底でツッコんだ。
『す…』チィがなんか言い出した。
『す…?』シゲやらいう男がたずねる。
『ストーカーなの?』
一瞬その場の空気が凍ったようにツキは感じた。
『オレがそんな風に見える?』ツキもチィも何とも答えなかった。
『オイオイ勘違いすんなよ。さすがのオレでもこんな猿みたいなちびっこ興味ないぜ?』
ツキのボルテージがあがっていく。ツキもいい加減本格的に頭にきていた。
なんなんだこいつは!!!