恋は曲者 4

こころ  2006-11-15投稿
閲覧数[319] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あかねは宿泊研修が終わった後もこのグループの人たちとつるむようになったのだった。だが、香奈はどのグループには入らずいろんなとこを転々としていた。なんで入らないのか聞いてみると
「私は浅く広くがもっとーだから」
と笑ってこたえた。あかねはその時『そういう人もいるんだな』と深く考えていなかった。

そんな香奈をよく思わない人もいた。それは由紀だった。
「何で香奈ってグループに入らないの?」
「香奈は浅く広くがもっとーらしいよ」
「ふーん。私そういうの嫌いなんだよね」
「えっ…」
あかねはなにも言い返すことができなかった。そんなことを言う人がいるなんて考えたこともなかったからだ。今思えばあの時何か言っていれば…

次の日あかねは由紀と由紀の友達の夏江とプリクラをとりに行った。
なんとなくあかねは
「夏江ちゃんって彼氏いるの?」
と聞いてみた。ちょっといないかなと思いながら((苦笑
すると夏江はあっさり
「いるよ」
「まじで!?」
「どんな人?どこの学校?」
などと夏江は質問攻めにあってしまった。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 こころ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ