俺の中にある心という名の手帳は‐ 自分で感じた。
今日今までのこの思い。
忘れることのできない鉛筆で‐
心という名の手帳に生き写しのように‐
刻まれていく‐
でもその手帳の不便な所は‐
鉛筆で書いたものは‐
消して消えるものなんかじゃないのだろう。
手帳と鉛筆はあっても‐
ただ‐消しゴムが無い。
心という名の手帳に書き写されたものは‐
消して消えない。
「今日はいい事が、手帳に書き写されたらいいなぁ‐」
俺は、数少ない希望を心に刻み‐
今日も―\r
生きていく‐