「……………!!!!!」
裸足で血だらけの服に長いボサボサの髪、うっすら見える口はニタァと笑みを浮かべている。その女は私に指を指し、次に佳奈を指し、交互に私達を指し
「ドレニシヨウカナ-ドレニシヨウカナ-ドレニシヨウカナ-ドレニシヨウカナ-ドレニシヨウカナ-ドレニシヨウカナ-ドレニシヨウカナ-ドレニシヨウカナ」
とブツブツ呟いている。
[何してんだ…………!?!!??]
ピタリ…と止まった指は佳奈の方に向いていた…。
「……ゃっ…………嫌ぁぁぁあああ!!!!!!」
佳奈が叫んだと同時にその女は佳奈の髪をグシャッと掴み
「アハハハアハハハアハハハアハハハアハハハアハハハ」
と笑いながら佳奈を引きずって行った。
私は全身がガクガクと震えあがり動くことなどできなかった…。
【ナ化ウ世シ煮レ度】
【ナカウヨシニレド】
【ドレニシヨウカナ】
‐‐‐かくれんぼ‐‐‐