月は一体なにを照らすのか
狐 2006-11-17投稿
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すべてのあかりが消えて町に闇が訪れても
大きい月が僕らを照らしてくれる
そして僕は君を探すだろう
君も僕を探すのかな
大きい月は僕たちを暗闇で引き合わせてくるかな
とても明るい場所より
真っ暗の中の光こそ本当の光なのかもしれない
僕はその中で君を見つけたんだ
君は僕の好きな色に輝いていた
ときには赤く
ときにはオレンジ
ときにはブルーみたいにね
僕はそんな君にみとれていたんだ
でも手を伸ばしてもつかめないんだ
僕の手は空をむなしくかすね暗闇に落ちていく
ただ君を見つめるしかないのかな
君が輝きすぎてる日は
とてもじゃないけど見れなかったよ
だから大きな月に願うんだ
僕を光にしてください
そして夜が来たら星になって
君の隣で輝くよ
一緒に闇を照らす光になろう
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感想
- 5508: 狐です、この詩を読んでなにか感じ取ってもらえれば幸いです。ぼくの大切な物語です
- 5507: 光の世界にさらされて 僕らはいつしか失明した 眩しすぎるドレスは いつのまにか燃えていた 君のやさしさが 君のスマイルが 俺の邪悪に突き刺さる 一秒二秒がやたら長い 俺の上をトラックが通るが もっと速く走れんもんかね 俺は叫び続ける うぎゃあああ うげゃああああ トラックのあんちゃんは鼻歌混じりだ それはいいけど できることなら 早く通ってほしい 内蔵破裂の現在進行形のまま 俺はタイヤの重みに耐えている もう叫ぶこともできやしない ただひたすら お月さまが笑う 俺は死ってるぜ 君は言うんだろ そうなんだろ
- 5506: 心の闇を 洗い流す 君の笑顔を 果てしなく流れる 心の血を 体の痛みを 俺は泣けないぜ 俺は泣けないぜ 俺は死んでるぜ イェー 明日また逢おう 約束はしたが いかんせん太陽が昇らねぇ こうなりゃお手上げだ 夜の闇のなかで踊るしかねぇ だけど光のなかで生きてきた俺は 踊り方を忘れてしまった ねむればいいじゃん 眠り方も忘れた 唯一の救いは 向こうで燃えている金閣寺の明かり 金閣寺の金ぱくはクソの露ほども役に立たぬが 燃えてる姿は美しい 俺は涙するぜ 俺は涙するぜ 君が燃えてるぜ イェー
「 狐 」さんの小説