Oracle:15-6:デクロス入国

ガレック  2006-11-17投稿
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第6ディメット暦187年14月03日
〜均衡を保つ街 サリュトス〜


「まったく、あんな事でここまで追ってくるとはな。」

「『あんな事』とは何や『あんな事』とは。こっちは本気でついてきてるんやからな。」

「で、『あんな事』って何なんだよ。」

「よーくぞ聞いてくれました。
 ある日、アタシが街を歩いとったらあそこのデカブツがぶつかってきたんや。それで謝罪が一言も無し、さすがのアタシもカッチーンと来たっちゅうワケ。」

「それでお前がキレて喧嘩をしたら、かなわなくて、ここまで追ってきたってワケか。」

「そうそう、あんちゃん名前なんて言うん?なかなか物分かりがええやんか。」

「えっと名前か?
リオン・ライオットだ。」

「な〜るほど、じゃあリオン!そこのあんた達!一丁やるでぇ!!」

「拒否権無しみたいね。」

「元々拒否権なんて無かった気がするのでござるが……」


 アストン・アームストロング
    VS
  リオン・ライオット
 レイラ・リルケ・クワトロ
    禅煌
  アイリーン・セシル


 Battle Start


「弓矢の力をナメたらあかんでぇ!!」

腰の矢筒(【人物図鑑】より修正)から矢を一本抜くと、素早く矢を弓に番えて(つがえて)撃つ。
放たれた矢は放物線を描きながらアストンに向かって行く。

「フン!相変わらずへなへなな矢だな!!」
アストン、簡単に打ち払う。

「ぅぅぅ、ならこれでどや!!」

そう言いながら矢筒から矢を3本一気に引き抜いて同時に番え、放つ。

「簡単には避けれんで〜、その名もトリプルスラッシュや!!」

「たわいもない。」

そう言いながら左に避けるアストン。




「隙みっけたぜ!」

「ぬぅ!」

『ガキィィン』

アストン、完全に隙を突かれて着地時に足のバランスを崩してしまう。

「こうして刃を交えるも久しぶりよのぅ、アストン!」

禅煌がジャンプしざまアストンに斬りかかる。

「クッ!!次から次へと忌々しい!!」

『ガァァン!!』

鈍い金属音を響かせながらアストンはなんとか刃をしのぐ。

「清浄なる水よ、穢れを払え!!ウェーブ!!」

「!!!」


第15-6話『デクロス入国』続






















いつまで『デクロス入国』なんだろう…



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