「おい!!!美亜!サッカーしようぜ!」
竜也が、一人でボールを蹴っている美亜に声をかける。
「えぇ゛?!ん〜。。。何で?」
「いや・・・。その、サッカーで勝ったらボール返して欲しいなぁって」
竜也はうつ向き気味で言う。
美亜はクスッと笑うとOKを出した。
サッカーは本来チームでやるが、今回は竜也と美亜の一対一。
「ねぇ。竜也。もしあたしが勝ったら竜也が好きな女の子に告白して??」
竜也は美亜の条件に驚く。
「なっ!!何でそんな?!その条件はせこいって!!!!」
「なんで??竜也の願い叶えてあげるんだよぉ?なのに、あたしの条件受け 入れてくれないの???」
上目遣いで言われ竜也は唾を飲む。
「わっ!判ったよ!!!でも、告白は無理!好きな人誰か教えるだけなら…
いいけどさ??」
「うん♪それでもいいよ☆じゃ、始めよっかぁww」
美亜の合図で勝負がスタートした。