セント・メリノール学園物語〜catch・for・love〜

スコッチ  2006-11-19投稿
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ここは、いっけん普通の学園に見えるが……実は魔法の授業を扱う学校だ。

そのうえ全寮制でもあり、そこそこの実績はある。寮は男女とも別れており、ごく普通の民家にそれぞれ8人の生徒が住んでいる。

他の人間にばれないようにこうしているのだが…

えっ?学校にはどうやって通うかって??それはもちろん!魔法学校なのだから、家をでた瞬間‥学園に到着するってわけで…

さて、前おきはこのくらいにしといて…そろそろ始めようかな……
この学園に通う人の青年と、猫のおはなし。




ジリリリリッ‥ジリリリリ‥
時計の目覚ましがなる。起きたらいつも通りの朝‥
ここはエレナおばさんの家。家といっても寮だけど…
今日も眠い朝がやって来ました!みんな起きてのか?
【おーい!(゚o゚)アル〜朝飯いらねーのか?俺ら先に学校行くからな】
どうやら自分が一番遅く起床したらしい…f^_^;
【今行くから!】
そう言い学園の制服に着替える。白いカッターシャツの襟に紺色の紐リボンを掛け、ワインレッド色のブローチで固定する。その上からベージュのセーターを着て、クリーム色のベスト・ブラウンのズボンをはいて完成!!
【腹へった〜おばちゃ〜ん朝飯何?】
足早に階段を降りて、食卓につく。
【アル〜みんなもう行っちゃったよ〜‥早く食べないと学校に遅れるわよ】
【大丈夫?VVいつもの事だし!やっぱりおばちゃんの目玉焼きウマイいよ】
【そうかい‥ありがたいねぇ‥ねぇ…ティアラ】
そう言うとエレナは白い長毛の猫に話し掛けた。
猫は何も言わずにゴロゴロと喉を鳴らしている。
【ほらっさっさと学校においき!!ティアラも心配してるよ】
【はーい(-.-;)】
ナイフとフォークを皿に置き、鞄を手にして玄関のドアを開けた。
【行ってきま〜す!】
【行ってらっしゃい】
足元が光り体が消えていく…
【あっ言い忘れてたけど俺の名前はアルフォンス・ミュシャ!みんなからはアルって呼ばれてる。親が早死にして、今に至るんだけど‥どうやら父親が画家みたいで、好きな画家の名前を俺につけたみたいなんだ。まぁこんな辛気臭い話しじゃツマンナイし……とゆうわけで、今日も学校に行きます。!!やべっっ宿題やんなきゃ‥Σ】


【あの子を見ると元気がでるね…】
【ミャー…】



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