音たちが調和して何かを奏でるのなら
きっと光も調和して何かを作り出すでしょう
追い掛けてくる足音が恐怖なら
前を照らす月明かりを探したい
もしかしたらもう一度君が来てくれるかも
もしかしたらもう一度君と歩けるかも
ねぇ僕は幸せでしたよ
僕は闇に生きてました
しかしあなたは
はっきりと
見えてたんですよ
━━僕は今は80歳になってシワだらけのハゲになってしまったけどね。
若い頃なんて結構かっこよくてね。
もててたんですよ。
少し、若い時の話をしましょうか。
━━僕がまだ学生の頃
僕はその時ハンサムでね、周りの女の子の中ではいろいろと噂されてたんですよ。
僕は絵が描くのが好きでね、よく校庭で一人で皆の様子をスケッチしてました。
その時彼女はいたんですけどね、結構軽い男でしたから可愛い子を見ると放ってはおけなかったんですよ。
いつかバチが当たるだろうって気はしてたけど神様の罰はあまりにも酷でした。
ある日転入生が来てね、その子がとっても美人でもうその日一日は廊下に人だかりが出来て。
もちろん僕も彼女に目を付ける訳ですよ。
まぁ、彼女が今後僕の生涯のパートナーになるなんて思ってなかったんですけどね。