『朱希、来たょ〜。先輩また遅刻じゃぁん。』『知歩そんなに大きい声ぢゃ、先輩に見つかるょぉ〃』
中学1年生の時2つ上の先輩に恋をした。
彼ゎ茶髪の短髪野球部。坊主でゎなぃ。
いつも冷めた感じがして、そんな冷たそぉな所に惹かれたのかもしれなぃ。
バレンタインにゎ勇気を出し約束をした。
朱希ゎ雪の中4時間も待ったが結局彼ゎ来なかった。
フラられた。
これが朱希の初恋。
『朱希〜今日カラオケ行くけどぉ』
『ごめん!!今日しげ〃迎ぇ』
不思議なもので中学の憧れだった先輩ゎ高校生になった朱希の彼。
高校1年の夏祭りで久しぶりに会って声をかけられた。
嬉しかった。
『3年後位だなぁッテ思ってたんだ。俺』
嬉しい反面、本心ゎ複雑だった。だってその頃既に朱希にゎ好きな人がいたから。
『朱希の誕生日会えるょね?』
『朱希ごめん。その日ゎどぉしても瑶子が…』
中学の時の美術の先生。
先生にゎ彼女もいたし、朱希が15で彼ゎ26歳。
一回りも違ぅし、相手ゎ生徒。
相手にしてくれる訳がなかった。
初めゎ…
朱希って粘り強ぃ。
夏、ミニのワンピースを着て自転車に股がり40分もかけて探しあてた先生のアパートへ。
チャイムを鳴らすとドアの前にいた朱希に先生も驚いた。
呆れ顔を見せたが仕方なく渋々部屋に入れてくれグラスに麦茶を。
先生の部屋ゎ物でごちゃ?。男の人の部屋ッテ〜…ふぅ〜んこんな感じかぁ。エアコンが利いていたので気持ちが良かった。
朱希が至って普通なのに対して先生ゎ落ち着かなぃ様子。
そぅだょね。先生が生徒を部屋に入れたなんて知られたら…。
…汗で濡れた朱希の服。ミニのワンピースから隠す事を知らなぃ素足…
朱希が少女から女性と変わったのがこの日。
先生とゎ高校に入っても時々連絡をとり会っていた。凄く彼が好きだった。
まだ彼女がいたけど。
強ぃ嫉妬を覚えていたのもこの頃。
誕生日ゎ会えなぃ…
夏祭り先輩に声をかけられたがそんな時。